ポケモンGOトレーナーが利用できるS2セルビューワーを用意しました。
注意: このポストはビデオカメラGoProとかジェンロックとかArduinoとかには関係ありません。
ポケモンGOは「S2セル」という、Googleが発明したすごい技術を使っています。トレーナーとしてはぜひそれを知っておいた方が良いでしょう。ゲーム内ではS2セルが、すくなくとも次のようなところに使われているのが知られています:
セルレベル | ||
---|---|---|
天気 | 10 | 1つのセル内の天気は同じです |
EXレイド | 12* 〜2018年2月8日 | 開催日には、各セルごとに最大1箇所のジムでEXレイドが開催されます |
13* 2018年2月17日〜 | ||
ジムとポケストップの視界 | 15 | (注1を参照) |
ポケモン捕獲の領域 | 20 | (注2を参照) |
EXレイドが来るかどうか | 20 | (注3を参照) |
注1: あるジムまたはポケストップが地図上で(あるいは「ポケストップのちかくにいるポケモン」で)見えるのは、トレーナーを中心とする半径500m†の円を覆う レベル15のS2セル被覆 にそれが含まれるときです。
注2: ポケソース(つまり、ポケモンが出現する地点)はいつもレベル20のS2セルの中心にあります。あるポケモンがトレーナーから見えて捕獲可能であるのは、トレーナーを中心とする半径50mの円を覆う レベル20のS2セル被覆 にそれが含まれるときです。同様に、あるジムまたはポケストップにトレーナーから手が届くのは、トレーナーを中心とする半径30mの円を覆う レベル20のS2セル被覆 にそれが含まれるときです。
注3: スポンサージムでないジムにEXレイドが来る可能性があるのは、そのジムを含むレベル20のS2セルの中心が「公園」の内部に位置するときです。
ここでは、S2セルとは何かとか、そのレベルとか、被覆とかについては説明しません。それにもかかわらず、わたしたちがここで公開したツールを使えばそれを経験することができます。
ではお楽しみください!
蛇足
(2019年1月22日)†: 1月中旬にこの半径の値は500mから630mに変更になっています。半径の値を調べて知らせてくださったGavan Gatesさんとお友達に感謝いたします。(2019年2月7日)しかしながら、この値は2月初旬に元の500mに戻りました。
このサイトのツール以外にもS2セル被覆を見せてくれるサイトがあります: Region Coverer by Sidewalk labs.
S2セルについてもっと知りたい方は、この説明とかこれとかを参照してください(どちらも英文です)。
このサイトのPokémon GO S2 Cell Viewerには「逆」関数の機能が実装されており、半径が0、レベルが15または20のときに発動します。つまり、その際にはピンク色で囲まれた領域が現れ、ピンを立てた場所にあるジムまたはポケストップが見える/さわれる範囲を表します。
(*) 2018年2月中旬に、EXレイドパスを多く配布するための修正があり、S2セルのサイズがレベル12から13になりました。ところがこれに関して、Niantic は 2018年2月11日(北米から南米では2月10日) と 2018年2月26日 に開催されるEXレイドのパスの配布にそれぞれ手違いがあったとアナウンスしています。実際、後者の配布は修正前のレベル12のS2セルを使って間違えて行われました。そして、前者の配布は、なんとレベル10のS2セル(これは、通常の場合のレベル12のS2セルの16倍の広さがあります)を使って配布されました。下のスクリーンショットは、このバグの回なのに貰えた、とても珍しいEXレイドパスです。 🙂